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ピアス穴あけ うんちく

有史以来、古くはタトゥーと同様、邪悪なものから身を守る魔除けを目的として用いられていたが、現在まで時代を経るに従いファッション性の意味合いが強くなっている。かつてからギャルがよく付けており、現在では耳へのピアスは一般人にとっても特別なことではなくなっている。また最近ではアイドルやアーティストの影響で、ヘソ、乳首などへのピアスもめずらしくはなくなってきたが、それ以外の部分へのピアスは、まだまだアンダーグラウンド的に受け止められがちな存在である。


耳のピアス
耳へのピアスは、インド、エジプトなどの古代文明に、人類が装飾品で身体を飾る際に耳への装飾も行ったことに始まる。当時の金工技術は高度で、輪状の金属製の耳飾りが一般的であった。この耳飾りは耳に開けた穴に取り付けられ、ピアスの原型となった。 また古代ローマにおいては男性の乳首へのピアスは、マントやケープを身体に留めるための、実用的かつ一般的な装飾であった。


ボディピアス
ピアスは耳たぶだけではなく、鼻や臍、舌、乳首や性器などに付けることもある。このようなピアスは、20世紀末ごろからファッションとして行う者が多くなりみられるようになった。これら耳以外へのピアスを、一般的にボディピアスと呼び、また装身具のピアスを着装するために、身体に穴を開けることをボディピアッシングという。厳密にはピアッシングやピアスは、貫通を意味する言葉であり、人体への装飾ピアスはすべて、ボディピアスと呼称されなければならない。


ピアスについて
日本において、ピアスを通す穴(ピアスホール)を身体に開けるのは医療行為と見なされる為に、医師(耳鼻科医または美容形成外科医など)による施術を頼る人が殆どである。しかし、医師はピアスに関する専門的な知識もデザイン上のノウハウもほぼ持っていない。

取り分けピアスガン(ピアッサー)を使用する病院が非常に多い為に、素人が自分で開けるのと何ら変わりないことも多い。 海外においては、ピアスの専門知識を勉強し、地域によっては政府公認の協会からプロフェッショナルとして認定されたピアッサー(ピアスを開けることを職業としている人)に開けてもらうことが徐々に認知されてきている。彼らはピアッシングスタジオと呼ばれる場所で活動し、技術、衛生面とも最新の方法で安全にピアスホールを開けている。

日本では、ピアッシングスタジオやボディピアス専門ショップはまだまだ珍しい場所であるものの、ピアス知識の無い医師に頼るよりは安心と言える。

ただし、アクセサリーショップ(まれにネイルサロンや美容室、タトゥショップ)の片隅などで、文字通りただの穴開けのみを請け負う、悪質なピアッシングスタジオもある為、見極めには十分に注意して頂きたい。

ピアススタジオはどんなに良質でも不当医療行為に抵触しており、タトゥスタジオ・刺青師と同様、黙認されているのが実情である。実際、2006年10月には不適切な対応を受けた顧客の訴えにより、渋谷区のピアススタジオ経営者が医師法違反などの疑いで逮捕されている。

なおタトゥ・刺青とピアッシング技術はまったくの別物であり、両方を請け負っている店舗は信用度が低いといわざるを得ない状況にある。

子供(18歳未満)がピアスを着ける事はタトゥーとは違い、法律上禁止されてはいない。しかし校則で禁止としている学校が殆どで、頭髪・服装検査の一環としてピアスホールをチェックする学校もある。

近年では自分の子供(幼児)にピアスを身に付けさせる保護者(「幼児のピアス装用に寛容」という意味ではなく、幼児をファッショナブルにしたいと考える保護者が、意思決定できない幼児に対して装用するような例)が存在し、児童虐待ではないかと非常に問題視されている。

医療施設でのピアシングは健康保険が適用されない為、個人の自費診療として行われる。


ニードルとピアスガンの違い
ピアスホールを開ける手段として、ピアスガンもしくはピアッサー(穴を開ける為の簡易器具、多くは耳たぶ用)を使用する場合が非常に多い。これは雑貨屋やアクセサリー屋、ドラッグストアなどで簡単に購入でき、流通が爆発的に普及している為である。ピアス愛好者達が好んで使用する道具はニードルである。見た目は注射針そのものであるが、実際は注射針よりも太く作られている。

また近年はピアス用に特化された特殊ニードルもある。

ピアスガンとニードルの決定的な違いはその鋭さにある。二ードルは医療用ステンレスで作られた刃物であり良く切れる為に余分な皮膚組織を壊さず、スマートにホールを作ることが出来る。

対して、市販のピアッサーやピアスガンは、鋭利でないため、皮膚組織を破り、内部にも大きなダメージを残す結果となりうる。


トラブルと感染症
ピアスホールを開けるということは傷を作ることに他ならない。ゆえに、開ける時には万全の注意を払うことが何よりもまず大切といえるであろう。

ピアッサーが使用しているニードルは通常使用に関しては一本一回限りの使い捨てである。

しかし近年、滅菌パックと呼ばれる袋に使用済みのニードルを封入し、オートクレーブと呼ばれる装置で減菌処理して再使用している場合があるので、注意したい。

ピアスガンに関しても減菌処理されているものが有る。これも基本的に一回限りの使い捨てである。しかし、幾ら使用器具を清潔にしていても、使いまわしなど使用自体に問題があったり、開けた後のホールを指で不必要に弄るなどすると、トラブルや、B型肝炎、HIVといった重大な感染症を招く恐れがある。そういった感染症対策の為に一部の業界(農林水産業・医療・食料品を扱う業界などの一部)では職員のピアスが禁止される場合もある。また、つけているピアスの材質が元でのトラブルが起こる時もある。大抵は粗悪な金属素材によるものだが、金属アレルギーなど体質的な原因や、アクリル樹脂など傷が付きやすくそこから雑菌が繁殖しやすい材質のものでもトラブルが起こる可能性がある。こういったトラブルを未然に防ぐには、人体用ステンレス(SUS316LVM)や純チタン、またはPTFEやシリコンなどといった生体適合性に優れた材質のピアスを使うことが大切である。なお、いわゆる医療用ステンレス(SUS316L)は医療器具用であり、人体への長期使用には向いていない。また単にチタンと表示されているものは表面だけのものが多いので要注意である。

血液の病気など疾患を持つ者や、病気療養中の者、出血しやすく血が止まりにくい体質の者はピアッシングをすることに適さない為、それを行ってはならないとされる。ピアスを通した後も患部が赤く腫れたり痛みがある場合は速やかにピアッサー又は医師の診断を受けることが望ましい。

引用:ウィキペディア(ピアス)
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